きらめきの里・園だより 2021年6月号より
2021.06.01

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 今年度のお母さん向けの勉強会『きらめきママの子育てサポート講座』は、クラス毎に年間6回、各クラスのお子さんやお母さん達のニーズに合わせて子育てや『好い事作り療法』についての話をさせて頂く予定です。

koidsukuri
 お母さんに図星を言ってもらい、待ってもらい、褒めてもらい、満足・達成感を得る経験を積み重ねているお子さんは、成長しています!楽しく頑張っているお母さんの子育てが、更に楽しくなるように応援します!

★★★ 今月のエピソード ★★★

 
1.5月第1回目の勉強会に参加して下さったお母さん達に記入して頂いたアンケートの一部をご紹介します。

≪今年度ママ自身が頑張りたいと思う事≫

(いちご13人・すいか7人 計20人分 1名おばあちゃま参加)

・好い事作り探し
・やりたがることをなるべくやらせ沢山抱きしめたい
・健康第一!!子育てを楽しむこと!!
・Aへの理解力、体力、精神的な力をつける
・もっと図星だったりアナウンスをしたい!
・Bらしさを受け入れて笑顔で暮らすこと
・もっとCのことを知りたい、勉強する
・子どもと遊ぶこと
・子どもにあたりすぎない
・女優になる!時には先生になり、時には子どもになり、時には優しい母になり
・家でも一緒に過ごす時間を増やしたい
・叱らない子育て
・かたまっているので、つい手を出してしまうが自分で動けるように促してあげたい
・一緒に楽しむ事
・すぐ手を貸してしまうのでもう少し自分でやるように見守りたい
・忍耐、環境作り
・全部受け入れて一緒に楽しむ
・気持ちを前向きに
・断捨離と筋トレ
・上手に代弁が出来るように頑張りたい
(ABCはお子さんの名)

★年度末には、ママ達みんなが
頑張りの達成感満足感をいっぱい!味わえますように~♪

田野 準子

2.お母さんが我が子の成長を感じることが出来た話~継続して経験する事が成長に繋がる!

 4月のお誕生会で「ケーキ(誕生会用の模型)に触りたい!」「自分もろうそく(模型)をケーキに刺したい!」と前に出る子がいる中で、すいかクラスの子はみんな、前に出ないで落ち着いてちゃんと座って見ている!!と気が付いて、我が子とすいかの子ども達みんなの成長を改めて思った・・・とお話してくれたRちゃんのお母さん。

 すっかりお姉さんになった通園4年目のRちゃんも、1年目のばななクラスの時は、ろうそくが欲しくて取りに行こうとするので、Rちゃんの気持ちを受け止めながらもお母さんは必死に止めていたそうです。どう対処していいか分らず、その時間が大変で、誕生会の時間にはセラピーを入れるようにしていた時もあったと話して下さいました。

 お母さんがRちゃんの思いを十分に受け止め、継続して経験を重ねる中で「誕生会ってこういうものなんだ。待っていたら自分の番もあるんだ~」と見通しが持てて『見て参加する』事が出来るようになりました。

 今困っている事や大変さを感じる事が直ぐに無くなる事はないかも知れません。向き合っている事の結果は今ではないかも知れません。でも、積み重ねていく事が必ず力になる。今、頑張っている事は我が子の成長に繋がっているのだと思います!やっぱり継続する事って大事!と感じると同時に、Rちゃんの日々の成長に気付き、それを認め喜ぶ事ができるRちゃんのお母さんは、素敵だな~♥と思いました。

高野 里美