きらめきの里・園だより 2022年12月号
2022.12.01

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★★★今月のエピソード★★★

2022年も師走を迎えました。今年も親子で頑張って通ったママ、パパさん!本当にお疲れ様でした。ママやパパの努力と愛は、しっかりとお子さんの成長に繋がっています!
子育てサポート講座も今月で全クラス4回目を終えて残り2回となります。皆さんからお伺いした素敵なお話は、園だよりではお伝えしきれないほどいっぱいありますが、今月は最近のエピソードを3つご紹介します。

①「他の子と比較しないで…。そう思えるように!」

「通園1年目は、他の子と比較していた。2年目の今は、他の子と比較しないで、A自身の成長を見ればいいんだ!そう思えるようになった…。」と、話して下さったA君のママ。「初めて椅子を運んだ!」「初めて帰りの支度の時に、カバンを持ってきた!」…半年前、先月、昨日…、images (4)過去のA君の行動、育ちと今を比べ、少しでも出来た事、頑張る姿を成長として捉えて「嬉しい!」とわが子を認め褒める事が出来るようになったママ!!最高に素敵です!
ママに認めてもらえる喜びは「また、頑張ろう!」と言う意欲と自信を育み、A君はグングン成長中です。これからも、A君の成長を見守り認め褒めて、更に親力アップして下さい!

 

②「お赤飯炊きたいくらい嬉しい!」

通園2年目のBちゃん。ママはBちゃんの思いとルールにずっと寄り添い付き合い続けてきました。昨年は、冬の雪遊びの時も上着を着ないでいたので、今年はどうかな~と思っていたそうです…。
10月20日、なんとBちゃんは拒むことなく上着を着ることが出来ました!ママは「上着を着れる様になった!お赤飯を炊きたいくらい嬉しい!!」とその喜びを表現しました。
11月上旬「Bが成長して落ち着いてきた。順番待ちは苦手だけど待てる。日々見ているから、ちょっとずつの積み重ねが分かる。これが母子通園だからこその良さ。前できなかったのに、出来るようになった!とわかる…。」と、ママは話して下さいました。
11月のサポート講座で「1年間びっちり一緒にいて、今は困っていることがない!と気が付いてびっくりしている。…Bの“聞く耳”が作れて、私の言う事を聞いてくれるから困らない。
今朝、イレギュラーな事があったけど、車に乗る前にBに伝わる言葉でアナウンスして行ったら、ワーッてならずに、乱れずに出来た。土台が出来たんだなと思った。images (8)順番待ちが出来るようになったのも、図星を言って他者視点が育って我慢する力が育ったんだなと思った。“聞く耳”“我慢する力”『図星を言う』の効果で力がついたと思う。」そう話して下さいました。
寄り添い、待って、待って…。先日、給食を完食できたそうです!Bちゃんの成長とママの愛に感激!

 

③「これも成長~」

10月下旬「…最近、Cの自己主張が強くなってきたなと思う。でも、これも成長かなと思っていて、今迄なかったから嬉しい…」と話して下さったC君のママ。ママがC君の代弁をし続けてきて、思いを受け止めてもらえる存在になっているから、C君は「ママに思いを伝えていいんだ!」と安心して“主張”できるのです。
わが子の自己主張を成長と考え、好ましい事と捉える事ができるママ!とっても素敵です!

田野 準子