きらめきの里・園だより 2023年5月号
2023.05.10

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新入園の7名のお子さんを迎え、2023年度がスタートして1か月経ちました。通園を重ねてきたお子さん達は、みんな新しい環境にも慣れて、安心して過ごせるようになってきています。
『好い事作り療法』は、子どもにとっても親にとっても“分かってもらえてうれしい!困り事が減って良かった!上手くいくようになって良かった!”と思えるようになる、心理療法をベースにした子育ての方法です。親子の幸せを作るこの子育て法を理解し積み重ねて、それを実感していただける事を切に願って職員一同応援していきます。

★★★今月のエピソード★★★

***認められる、受け止めてもらえる、満足を作ってもらえる ”幸せな3シーン”***

 

①『シールでお弁当を作ろう!』という療育の時間。

机上で何枚かシールを貼ると、席を離れてしまったAちゃん。
ママと担任は、Aちゃんがまた貼る遊びを続けることができる様に準備し、用紙とシールをもって行き、誘う声かけをして、Aちゃんが1枚貼った瞬間に大きな声で「やったー!」と一緒に喜びのリアクションをしました。
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それを見てAちゃんは担任の膝に座り、シールを貼る度にママと担任の顔を見て目を合わせて「やったー!」と言ってもらう事を期待してシール貼りを続け、お弁当を完成させました!
今までよりも、興味を持ってできる様になっている事をママが見逃さず、Aちゃんの力を信じて上手に声掛けママが喜ぶ姿を見せて、Aちゃんの「認められ褒められた!嬉しい!」という満足と「もっとやってみよう!」という意欲を作りました。Aちゃんは認められた満足と完成できた達成感、そしてママもわが子を上手く誘えた達成感を味わえた、素敵な一コマでした。
飯澤 佳奈

②通園バスが出発した後。

  

玄関ホールでポニョの絵本を広げたBくんとママは向かい合って座ります。Bくんが絵本の絵を指さし笑顔でママを見上げると、ママは「~だね」と優しく代弁します。ポニョの絵本を読み終えるともう一冊、キューピーの本を広げるBくん。ママはそれも付き合ってBくんが指差した物を「レタスだね」etc・・・と代弁し続けます。ルーティンの2冊を読んで満足すると安心の表情で「バイバイ」と帰るBくんとママの姿を見る度に思います。こうしてわが子を受け止め満足作りを続けるママは、本当に素敵です!そして、Bくんは幸せだね!と。

③親子でるるるんの時間。

  

ピアノに合わせてパラバルーンが広がるとCくんは、ちょっとドキドキ。みんなの座るマットから出て、ママの膝に座って離れて見ていました。しばらくしてステージの上に行って座りママと一緒にみんなの様子をじっと眺めていました。picture2少しして、Cくんは自分から笑顔で走ってバルーンの中に入って行きました。その後、先生たちと一緒に外側でバルーンを持ちたくて跳び跳ねると、ママはさっとCくんを抱っこしてCくんの願いを叶えてくれました!
活動に誘う声かけはしつつ「安心すれば、自信が持てれば、この子は自分から出来るだろう」と信じて待つ!わが子の求める事が他の子と違った形でも、関心を示した事を認め応じて満足を作ってあげる。そう!今は、それでいいのです。Cくんの“今”を信じて思いを受け止め、待ち、満足作りしたママ!とっても素敵でした。
田野 準子

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