きらめきの里・園だより 2024年12月号
2024.12.02

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★★★今月のエピソード★★★

 

1.“分かってもらえた”経験が、安心と意欲を作る❤

 

入園して間もないAくん。登園後、最初にホールに入る時は泣いていますが、ママの抱っこで少し離れたところからみんなの朝の時間の様子を眺めていると、少しずつ泣き止みました。ママがAくんの気持ちに寄り添い、Aくんなりの参加の仕方を受容したことで、安心が作られた様子です。お昼の自由遊びでは、ママから離れて自分でホールを歩き、時々ちらっとママの方を見てはまた歩く…を繰り返し、表情は柔らかく、声を出す姿も見られます。ママからは「ここに来ると関わり方のヒントをもらえています。」「通うことにしてよかったねと家族と話しています。」とのお話をうかがいました。picture1集団に慣れている様子が感じられるそうです。トランポリンでは、傍にいる大山の身体をトランポリンの方に手で押して“乗って”と求めて、応じてもらえると今度は自分も乗ろうとする姿がありました。ママは、「前よりも訴えてくれるようになって、嬉しいんです!」と話してくれました。自分の思いを分かってもらえた経験を重ねることが、自分の思いを誰かに伝えようとする意欲に繫がっていきます。“気持ちを誰かに伝えようとする”成長を喜んでいらっしゃったAくんママのお気持ちが“きらめきの里”で育てたい願いと重なり嬉しいです❤
大山 麻里子

 

2.我が子とじっくり向き合い受容し、親子共に成長!

 

「ばななクラスの時は、Bがおともだちに手を出したり、叩かれたり本当に辛かった。周りのママみんなが子どもへの関わりができているのに自分はできていないと落ち込むこともあり、picture2ばななの1年はすごく長く感じていた。すいかクラスになり、お友達との関わりがみられるようになり、Cくんとのちょっとした喧嘩もやっているなくらいの気持ちで私がBを見守れるようになった」とバス乗車中に話してくれました。1年間親子通園し我が子とじっくり向き合い、受容をしてきた成果です。思い通りにいかない時に「まぁいいか」ができるようになっているBくん、いつでもBくんの味方となりどんな時も受け止めてきたママ。頑張ってきたからこそ成長につながった、Bくんとママ。これからの成長が楽しみです✨
高野 里美

 

3.長所を活かして、お家での素敵な工夫☆

 

通園2年目になり、我が子の成長を沢山感じているというDくんママ。写真を使ったスケジュール提示に注目出来るようになったので、家でもイオンや動物園などお出かけ先の写真を見せてどこに行きたいか選んでもらうよう考えているそうです。picture3「お当番活動のカレンダー貼りが上手に出来るようになったので、数字が好きなDのために同じものを作ってお家でもやってみようと思って材料を買い揃えました!」とも話してくれました。Dくんの成長を一つひとつ喜び、その長所をお家での生活にも活かそうとするDくんママ、とても素敵です❤
佐川 ゆり