きらめきの里・園だより 2025年1月号
2025.01.07

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あけましておめでとうございます。
2025年も、お子さん達の健やかな成長と保護者の皆様の子育てを、きらめきの里職員一同、全力で応援していきます。本年もどうかよろしくお願いいたします。“好い事作り”の方法で、安心と満足、“聞く耳”を作り、急がず焦らず、我が子の成長を信じて、楽しみながら子育て頑張りましょう!

 

★★★今月のエピソード★★★

 

★親子で安心して通える場所
入園前の見学で「Aが落ち着かず走り回っていても先生や他のお母さん方が誰も白い目で見ない。良い意味で気にせずにいてくれる。こんなのは初めて。」と話してくれたAくんのお母さん。入園後「他の場所では自分がAを見ていなくてはと気を張っているけれど、きらめきの里は、皆が一緒に見てくれている安心感がある。」と話してくれました。登園日のAくんは、一時間前から出発を期待して玄関で待ち、帰った後はいつも機嫌よく過ごしていて、楽しんでいるのがよく分かるそうです。職員から、怪我や事故につながるような危険な時以外は、まずA君のやりたいことに付き合って満足を作るようにアドバイスされたことを早速実践し「今までは、ダメなことをpicture1教えなくちゃいけないと思っていたけれど、『ダメ』って言わなくていいんだと分かって自分の気持ちが楽になった。」と話すAくんママ。これからAくんが自分の思いを分かってもらえた満足を積み重ねて、沢山の成長を見せてくれるのが楽しみです♪見学に来たママが安心できる雰囲気を一緒に作ってくれている先輩ママたちにも感謝の拍手を送ります👏とても嬉しいお話でした!
黒田 奈保

 

★その子なりの小さな表現を見逃さずに受容し、安心と発達の土台を作る
「家で二人で過ごす時間が多い時期は、“私のこと気付いているのかな”と不安に感じることがあったけれど、きらめきの里に通い始めてから、Bの気持ちと体がぐんぐんと成長して、何より表情が増えた。」picture2と嬉しそうにお話してくれたBちゃんママ。ある日、登園後にママがお部屋から退出する際に、Bちゃんはドアの外へと向かうママにずっと視線を送っていました。その様子に気づいたママは「あれ、今日はずっと目で追って私を見ている!」と驚いたそうです。ママが小さな視線の動きの違いに気付き、それをBちゃんなりの表現行動だと受容してきたことで、Bちゃんは自分のことを分かってくれる安心できるママの存在に気付き、その愛情を実感しているはずです。「私がそばにいると、なんとなく表情が柔らかいような気がする。」というBちゃんママ❤安心感が土台となり、安心できる人がそばにいることで柔らかな表情となり、挑戦したい…といった心が育つエネルギーにつながっていると感じました。

 

★先のアナウンス&“これならOK”の提案で満足づくり
ホールに飾ってあるクリスマスツリーの前で、ママの手をツリーの上の方に持っていき、飾りpicture3を取って欲しいとアピールするCくん。ママは、「一個取ったら、下につけようね」と提案の声掛けをした上で、高いところの飾りを一個取ってCくんに持たせてから、一緒に下の方に飾り直します。何回か繰り返すと、満足した様子のCくんでした!Cくんなりの表現を汲み取り、思いを受容し「これならOK」の方法を提案して、うまく手のひらに乗せ満足を作る素敵なCくんママでした✨
大山 麻里子