職員による学会発表は以下の通りです。 1)発達支援センターの指導員田野準子は第41回日本発達障害学会(06年6月、札幌コンベンションセンター)において「障がい幼児のトイレットトレーニング~人形を使ったモデリング~」という… もっと読む »
■発達研究センター報告■
楡の会発達研究センター
こどもクリニック院長 石川 丹
(現・名誉院長)
楡の会は障がい児者の方々の発達援助をしていますが、発達援助方法は心理学、教育学、医学などの科学の進歩に伴って変わり、新しい援助方法が日々研究開発されています。
発達研究センターはそうした発達研究をするとともに、世界中で研究されたり実践されたりしている発達援助方法に関する情報を収集研究する場であります。
私たち自身の研究成果も札幌のみならず北海道の内外に発信したいと思っています。その上で、多くの方々と御一緒に障がい児者支援を推進したいと望んでいます。
楡の会に通う方々の発達をうまく援助できた場合、つまり発達の心配が少なくなった方がいたら、どうしてうまく行ったのかを分析考察し、その発達メカニズムを明らかにして、他の利用者さん、その次に見える方々にも生かせるように工夫して行きたいと思っています。
以下に随時論文を掲載します。
(11)楡の会発達研究センター報告、その11(06年11月)
極端な偏食を呈した4歳児に対する親子心理療法
(10)楡の会発達研究センター報告、その10(06年3月)
育てにくいと写る子どもの理解と対応 ~子どもは天からの授かりもの、実子も里子も~
(9)楡の会発達研究センター報告、その9(06年冬)
障がい幼児のトイレットトレーニング ~人形を使ったモデリング~
(8)楡の会発達研究センター報告、その8(06年冬)
攻撃性の発達と予防的対応
(7)楡の会発達研究センター報告、その7(05年11月)
重症心身障害児療育学 ~非言語的象徴行動の発達援助
(6)楡の会発達研究センター報告、その6
発達に心配のある幼児の療育学1.乳児期の発達2.言語療育学 3.社会性の発達
(5)楡の会発達研究センター報告2005年秋季、その5
情動表情を伴わずに情動語を発したダウン症候群幼児 ~個性の強い発達の姿~
(4)楡の会発達研究センター報告2005年秋季、その4
幼児の一見間違い行動の中に正しさを発見して促す方法 ~見立て、比喩、概念の発達~
(3)楡の会発達研究センター報告2005年秋季、その3
発達の遅れを挽回した1例 ~聴いてしゃべるより見てしゃべる方が得意な子~