イ列吶の3歳児への親子精神療法
■発達研究センター報告■
楡の会発達研究センター
こどもクリニック院長 石川 丹
(現・名誉院長)
楡の会は障がい児者の方々の発達援助をしていますが、発達援助方法は心理学、教育学、医学などの科学の進歩に伴って変わり、新しい援助方法が日々研究開発されています。
発達研究センターはそうした発達研究をするとともに、世界中で研究されたり実践されたりしている発達援助方法に関する情報を収集研究する場であります。
私たち自身の研究成果も札幌のみならず北海道の内外に発信したいと思っています。その上で、多くの方々と御一緒に障がい児者支援を推進したいと望んでいます。
楡の会に通う方々の発達をうまく援助できた場合、つまり発達の心配が少なくなった方がいたら、どうしてうまく行ったのかを分析考察し、その発達メカニズムを明らかにして、他の利用者さん、その次に見える方々にも生かせるように工夫して行きたいと思っています。
以下に随時論文を掲載します。
(1)楡の会発達研究センター報告2005年秋季、その1
出生時体重448gの幼児の音韻障害の改善過程に関する考察