理事長就任にあたってのご挨拶
この度、令和7年10月1日付で、三宅 誼(みやけ よしみ)前理事長の後任として、理事長を拝命いたしました。一昨年から副理事長として法人の運営に携わってまいりましたが、今後は理事長としてその重責を担い、より一層精進してまいる所存ですので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
三宅前理事長が平成4年に設立された社会福祉法人楡の会は、数多くの障がい児者と保護者の方々から求められる形で、それまでにはなかった医療と福祉を結びつける唯一無二の施設として誕生しました。2つの大きな理念である「障害の種類や程度、年齢を問わずに受け入れること」と「地域と協働しながら在宅支援に徹すること」を柱として、多くの方々のご支持を頂きながら、大きく発展してきました。
私は、これまで三宅前理事長が築いてこられた信頼と実績を大切にしつつ、引き続き地域福祉の向上と持続可能な法人運営に努めてまいります。てんかんなどの慢性疾患や医療的ケアを有する重度心身障がいをお持ちの患者様とご家族を医療と福祉の両面からサポートすること、愛着の視点を大切にしながらの発達支援、成長期のこどもの様々な心の問題への親身な対応、そして成人移行期の患者様の支えにもなれるよう多くの職員と共に他の関係機関と協力しながら丁寧に進めていく覚悟でおります。
今後とも、皆様の変わらぬご支援とご指導を賜りますよう心よりお願い申し上げます。
令和7年10月吉日
社会福祉法人楡の会理事長 須藤 章