きらめきの里・園だより 2022年5月号
2022.05.09

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新入園のお子さんを迎え、新年度がスタートして1か月。今後もコロナウイルスの感染防止対策を継続しつつ、保護者の皆さまの子育て支援と子ども達の安心を作り発達を促しながら、楽しい療育が出来る様に、職員一同努めてまいります。

『好い事作り療法』は、受容をベースとする心理療法を基本とした子育て法です。

  • ・困った行動をする子に困っている
  • ・子育てが上手くいってないな、難しいな~ と感じている親 
  • ・どうしていいか分からないで困っている
  • ・上手くやれてない、上手く伝えられない! と感じている子 の両方が、
  • ・困り事が減って良かった!
  • ・上手く出来るようになって良かった!
  • と思える様になる、親の子どもへの関わり方をお伝えしています。

親子の“幸せ作りの子育て法”を理解、実践して頂ければ幸いです。


★★★ 今月のエピソード ★★★

療育開始後、「わあ!成長したね!」と感じる子どもの姿が倍増する時期があります。そんな一コマをご紹介。

 

① 初めてのトイトレ!

★今まで便座に座った経験がなかった新入園のKちゃん。
真似(動作の模倣)が上手で、お友達への関心もあるのでトイレットトレーニングはお手本があれば上手くいくかも!と考えて、昨年から通園しているHちゃんに、モデルになってもらう事をお願いして、Hちゃんのママが1~10までカウントしながらHちゃんが便座に座る場面を、Kちゃんとママに一緒に見てもらいました。(Hちゃんとママありがとうございました💛)
その日の降園後、Kちゃんはママの促しで自宅の便座に座る事が出来、次の登園日には楡で便座に座る事が出来ました!
上手に声かけをし、カウントを使い、褒めてトイトレの順調なスタートができたママ!素敵です💛

飯澤 佳奈

 

② 頑張って良かった!~卒園ママ達の言葉~

2022年3月17日、えすと2階の活動室にて、すいかクラスの最終回の“子育てサポート講座”を行いました。その時の卒園児さんのママ達のお話の中から幾つかご紹介します。

  • ★Aさん
  • 4年間通ってすごく長く感じたけど、今になったらあっという間で、Aはすごい成長を見せてくれました。母子で通うのは大変だったけど、我が子の成長を見る事が出来て、頑張って良かったな~と思います。
    1日入学の時、初めて会った先生にハイタッチして行って、2時間くらい分離後、帰ってきて先生に様子を聞いたら「すごい落ち着いていました。トイレに行って自分で座って10数えていました!」と言っていて、今までの経験がちゃんと身についてるんだな~と感じて『もう学校に行ってもこの子は大丈夫だな。良かったな~』と思いました。
    『私がこの子にできる事は全部やり切った!』と感じたので、新しい生活に慣れるまでは不安はあると思うけど、この子は学校に行ったら頑張れる力はあると思いました。手が離れるのは寂しいけど、頑張って良かったです。

  • ★Bさん
  • 10月に学校の見学に行った時は、Bは玄関の前で1時間半ずっと泣いてたのに、1日入学に行ったらスキップで行ったんです。学校に入って私と別れる時(分離場面)も泣かず、帰ってきて先生に話を聞いたら「ずっとご機嫌に過ごしましたよ~」って。長かったけど、振り返るとあっという間で、母子で一緒に通って良かったなと思います。学校に行っても大丈夫だと思います。

  • ★Cさん
  • 在園のママへのアドバイスは、頑張り過ぎない事。力を抜きつつ、困った時は「助けて!」って誰かに助けてもらう事。頼れる人に甘えた方がいいです。

  • ★Dさん
  • 今頑張っている事が、絶対、卒園する頃には報われると思います。今、頑張っておけば、結果として出ると思う…子どもが成長すると思うので頑張って欲しいです。

 

“好い事作り”で頑張って子育てすれば、親も子も安心💛

幸せになれる!

卒園のママの言葉はその証です💛

田野 準子