“安心作り”で良く成った神経症・心身症の子ら31人
楡の会発達研究センター
こどもクリニック院長 石川 丹
楡の会は障がい児者の方々の発達援助をしていますが、発達援助方法は心理学、教育学、医学などの科学の進歩に伴って変わり、新しい援助方法が日々研究開発されています。
発達研究センターはそうした発達研究をするとともに、世界中で研究されたり実践されたりしている発達援助方法に関する情報を収集研究する場であります。
私たち自身の研究成果も札幌のみならず北海道の内外に発信したいと思っています。その上で、多くの方々と御一緒に障がい児者支援を推進したいと望んでいます。
楡の会に通う方々の発達をうまく援助できた場合、つまり発達の心配が少なくなった方がいたら、どうしてうまく行ったのかを分析考察し、その発達メカニズムを明らかにして、他の利用者さん、その次に見える方々にも生かせるように工夫して行きたいと思っています。
以下に随時論文を掲載します。
(37)楡の会発達研究センター報告、その37(2014年4月)
逆向きバイバイの普通バイバイへの発達
(36)楡の会発達研究センター報告、その36(2014年3月)
自由奔放のため授業をちゃんと受けられない小三男児への心理治療と良い結果
(35)楡の会発達研究センター報告、その35(2014年2月)
母親が精神的に不安定になると 子どもが自閉症のような行動をする事があります
(34)楡の会発達研究センター報告、その34(2014年2月)
子犬を飼ってから乱暴が無くなり良い子に成った 10 歳男児
(33)楡の会発達研究センター報告、その33(2014年2月)
2歳時に著しい人見知り場所見知りと言葉の遅れのため来院、親子心理療法によって4歳には二つの心配が無くなりました
(32)楡の会発達研究センター報告、その32(2014年1月)
顔の絵を上下逆に上手に描いた広汎性発達障害の女児
(31)楡の会発達研究センター報告、その31(2014年1月)
ちょっとしたことで「死んでしまうのではないか」 と怖がる 9 歳男児への心理療法
(30)楡の会発達研究センター報告、その30(2014年1月)
学校で先生に暴力を振るってしまったが“好い事作り心理療法”によって品行方正になった思春期男児
(29)楡の会発達研究センター報告、その29(2013年7月)
楡式療育学の原理:“好い事作り療法” ~図星を言う、分かってもらえてる感醸成、発達の最近接領域見っけ、真似し易い手本呈示~